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特集 年末年始の防災対策

職場だけでなく、仲間うちや親戚で忘年会、新年会を開くなど人が集まる時期ですね。しんしんと冷えるこの季節にはストーブを使ったり、コンロを出して温かい鍋をしたりと火を扱う機会も増えます。
今回は、年末年始の防災対策についての特集です。

年末年始は火災に注意

消防庁の調査によると、平成28年に発生した火災の件数は 36,831 件で、このうち、東京都では4007件、埼玉県では1835件でした。出火原因別に見てみると、「放火」に次いで「コンロ」、「たばこ」が続きます。特に年末年始は外出で家を長期間空けたり、火気の取り扱いが増えたりするうえ、空気が乾燥しているので火災が発生しやすいとされています。

まずは「確認」する癖を。
何かと買い出しが多くなるこの季節。ちょっとの外出でも、火の元確認はしっかりと行いましょう。また、寝る前の確認も忘れずに。
まずは「確認」する癖を。
暖房器具、消火器の点検・確認も。
暖房器具、消火器の点検・確認も。
一年ぶりに使う暖房器具は点検を経てから使うのが安心です。石油ストーブなども、古い灯油を使うと、健康を害したり器具の故障につながったりするとされています。
また、もしものときの消火器。どこにあるか、まだ使えるのか?こちらも点検、確認を。

石油ストーブなどの取り扱いに注意

節電対策や乾燥防止のため、石油を燃料としたストーブやファンヒータの需要が拡大していますが、石油ストーブから発生する住宅火災も少なくありません。石油を扱う際に特に注意すべきことを覚えておきましょう。

近くにエアゾール缶はないですか?
過去に起きた石油ストーブによる火災で多いのが、近くにあったエアゾール缶やカセットコンロの燃料ボンベが破裂し、漏れたガスに引火するというケースだそうです。
周囲の状況をよく確認し、使い終わったエアゾール缶や燃料ボンベは正しく処理しましょう。
近くにエアゾール缶はないですか?
使用中に給油はNG!
使用中に給油はNG!
こちらも石油ストーブから起きた住宅火災で見られる原因。こぼれた灯油に着火するおそれがありますので、給油の際は必ず火を消し、消火を確認してから行いましょう。
カートリッジタンクの場合は、キャップが確実に閉まっていることを確認し、使用しましょう。
燃えやすいものを置かない
カーテンや家具など燃えやすいものの近くには置かないようにしましょう。また、ストーブの上に洗濯物を干したり、衣類を積み上げたりするのは危険です。
また、寝返りの際に布団に引火する恐れがありますので、就寝時は必ず消火しましょう。
燃えやすいものを置かない

「たばこ」「放火」には、日ごろの備えを。

住宅火災では、たばこや放火によるものも数多く発生しています。放火などは自身が気をつけていても…と限度はありますが、日ごろの心がけが防災や防犯対策につながるケースもあります。長期外出をされる方などはぜひ心得ておきましょう。

「寝たばこ」は絶対しない!
「寝たばこ」は絶対しない!
布団に入ってあと一本…、こたつでテレビを見ながらついうとうと…。消してから寝よう、と思っていても、いつ寝てしまうかわかりません。火災の原因になりますので、やめましょう。
家の周りをスッキリと。
年末に出し損ねたゴミを屋外に積んでおくのはちょっと待った!不用品の放置は、手入れが行き届いていない家と見られてしまう他、見通しが悪くなるので、放火や空き巣被害にもつながりかねません。郵便物をため込まない、車のカバーを防火性能のあるものにするなど家の外にも注意を配りましょう。
家の周りをスッキリと。
近所に一声、かけましょう。
近所に一声、かけましょう。
実家に帰省するなど、年末年始に自宅を空ける方や、また高齢者や乳幼児がいるなど、万が一のときに手助けが必要なご家庭は、近所の方に一声かけておくと安心です。
自分の家は外からは見えません。地域が一体となって防火に取り組める体制を作りたいですね。