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夜空を見上げて天体観測特集

まずは、星空を見上げよう

秋に見られる代表的な星座の目印となるのは、秋の大四辺形です。天頂近くを見ると、ペガスス座とアンドロメダ座により、星空に大きな四角形をえがいています。「ペガススの四辺形」とも呼ばれ、秋の星座さがしはこの四辺形を中心に始まります。

秋の空気は澄んでいて寒すぎず、天体観察にはぴったりの季節。暗い星の中で、ペガススの四辺形は目につきやすいです。北にのばしていくと、カシオペヤ座があり北極星に達します。それをたよりに星座早見表をみると、秋の代表的な星座のベルセウス座やくじら座、やぎ座、みなみのうお座などが探せます。

まずは、星空を見上げよう

冬は1年の中で星が一番輝いて見える季節です。空気が乾燥して、全天一の輝星シリウスを含めて1等星が8個も。南の空には、天の赤道上に星座の王者オリオン座がすぐに目につきます。冬の星座さがしは、このオリオン座を中心に始まります。

オリオン座の四角形の左上で赤く輝いている星が「ベテルギウス」。おおいぬ座の白く輝く「シリウス」。その2つと正三角形を描くように、こいぬ座の白く輝く「プロキオン」があります。その3つの星を「冬の大三角形」と呼んでいます。冬の大三角を目印に、冬の代表的な星座のぎょしゃ座、ふたご座、おうし座などが探せます。

まずは、星空を見上げよう

スマホアプリで星座や方角を確認!

星座早見表や方位磁針など、スマートフォンのアプリを利用すれば、いつでも気軽に天体観測がはじめられます。空に向けるとその時、その方角に見える星座が表示される便利なアプリも!自分好みのアプリを探して、星への興味を深めてみては?

肉眼で見える国際宇宙ステーション

地上から約400km上空に、宇宙飛行士が長期間滞在できる巨大な国際宇宙ステーションが浮かんでいます。日の出前と日没後の約2時間、条件が揃えば肉眼で見ることも可能。いつ、どの方角に見えるのかくわしい情報はJAXAホームページに掲載されています。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)ホームページ
http://kibo.tksc.jaxa.jp/

星空を拡大して見てみよう

双眼鏡で気軽に楽しむ

天体観測には天体望遠鏡が必要だと思われるかもしれませんが、一つひとつの星ではなくもっと広い星空、星座を観察するには双眼鏡がおすすめです。広い範囲が見渡せるので、星座の星の並びをしっかり確認できます。星雲や星団、月のクレーターなどを観察するにもぴったり!肉眼よりも星が明るく見えるので、都会での星空観察にも向いています。軽くコンパクトで持ち運びにも便利です。

夜空を見るための双眼鏡選び

小さな星の弱い光を集めるために、レンズの大きな双眼鏡を選びましょう。

  • レンズ
    レンズの直径は30 mm 以上がおすすめ。
  • 倍率
    6〜8倍程度あれば十分です。10倍を超える高倍率はおすすめしません。
  • 重さ
    レンズの直径が大きいほど光を集めて明るく見えますが、あまり大きいと重くなるため1kg 以上のものは三脚にのせて使うとよいでしょう。

星座観測専用の双眼鏡や、星をじっくり観察できる高倍率の天体望遠鏡もあります。
観察する対象によって双眼鏡か天体望遠鏡かを選択して購入を!

天体観測に必要なアイテム

星空の楽しみ方いろいろ 夜空を撮影してみよう

デジタルカメラと
三脚で
シャッターを開けたままにできるバルブ機能、30秒〜2分と露出時間を設定できるデジタル一眼レフカメラと三脚があれば、望遠レンズがなくても星空が撮影できます。コンパクトデジタルカメラの場合は夜景モード、高感度モードなどで挑戦してみてください。
天体望遠鏡と
携帯・デジカメで
天体望遠鏡・双眼鏡をのぞいて見える星の姿を撮影したいときは、接眼レンズにカメラを近づけて直接撮影してみましょう。携帯電話やスマホでも撮影できます。一眼レフやコンパクトデジタルカメラを望遠鏡に取りつけるためのパーツも市販されています。

プラネタリウムで楽しく学ぶ

四季折り折りの星座、また星座にまつわる神話など、楽しみながらさまざまな知識を得られるのがプラネタリウムです。
都会では見えにくい小さな星もプラネタリウムならばっちり見えるのも特徴。初心者が星座を探すときの手がかりにもなります。
子ども向け、大人向けなど各館さまざまなテーマで投影しているので何度行っても楽しめそうです。

プラネタリウムで楽しく学ぶ

流星群を見よう

流星(流れ星)は宇宙空間にあるチリの粒が、地球の大気に飛び込む際に激しく摩擦を起こして高温になり、光って見える現象のこと。彗星はチリの粒を放出しているため、彗星と地球の軌道が交差している場合、チリの粒がまとめて地球の大気に飛び込んできます。彗星が地球の軌道とクロスする時期は毎年ほぼ同じなので、特定の時期に流星群が出現します。流星が放射状に飛び出してくるように見える一点を放射点と呼びますが、放射点から離れたところにも星は流れるので、空全体を眺めるようにするとよいでしょう。

三大流星群

  • ● しぶんぎ座流星群
    1月1日〜7日頃
    ※極大は1月4日頃
    流星の出現数は年によってムラがあり、流星の数を予想するのが難しいといわれています。
    流星群の放射点は、うしかい座とりゅう座の境界付近。真夜中から朝の6時頃まで観察することができます。
  • ● ペルセウス座流星群
    7月17日〜8月24日頃
    ※極大は8月13日頃
    毎年流星数が多いことで知られる流星群です。8月の中旬以降、流星数が増えます。
    流星が見られるのは放射点が高くなる午後9時〜10時以降。明け方まで放射点が高くなり続けるので、観察しやすい時間帯が続きます。
  • ● ふたご座流星群
    12月5日~12月20日頃
    ※極大は12月14日頃
    毎年多くの流星が見られる流星群です。条件のよいときには1時間に100を超える流星が観測されることも。
    見ごろは12月中旬から極大まで。夕方から明け方まで見られますが、観測しやすいのは午後9時以降になります。

天体観測をする時のポイント

庭やベランダから夜空を観察してもよいのですが、街の明かりが少なく周囲に高い木や建物のない場所のほうが星はよく見えます。
虫さされなどに注意して、暑い季節もなるべく肌を出さないよう長袖・長ズボンがよいでしょう。虫除けスプレーもあれば万全。夜は冷え込むこともあるので上着やひざかけがあると安心です。
暗い場所では足もとが見えにくいので走ったりしないように。小さいお子さま連れの場合は特にお気をつけください。

天体観測をする時のポイント