Why We Do
品質主義を貫く住協グループの家

住協グループは、住宅の品質に拘り抜き、1棟1棟の家づりに心血を注いでいます。しかし、そもそも品質とは何でしょうか?この問に対する我々住協グループの答えは、「お客様が支払った対価にご満足いただけるか?」という事であると考えます。もちろん、対価同等の品質の家を作るだけでは、真の意味での顧客満足度は得られません。だからこそ我々は「対価以上のご満足をいただく事」を目指し、徹底されたクオリティーコントロールの下で建築を行うのです。お客様が住まう家を建築する―。その責任を重く受け止め、愚直なまでの「拘り」で建築する我々住協グループの家は、言葉では言い表せないほどの安心感に包まれています。1979年の創業以来、常にお客様の声に耳を傾け、弛むことなく、品質維持・改善の努力を続け、時代の変化に対応しながらも、今なおその品質を向上させる事に余念がありません。心から安心して住める家を―。私たち住協グループが精魂込めて建築いたします。

土台、柱、梁に拘りを―。全ての主要構造材に良質な国産檜材を仕様。

一度建築が終わってしまえば、家の構造等を見る事はほぼ不可能な土台、柱に国の認める安全基準(JAS認定)を受けた「院庄林業」の国産檜芯持ち無垢材を使用しています。そして梁にも同じくJAS認定を受けた国産檜の集成材を使用。樹齢50~60年の樹木1本に対し、1本しか取れない芯持材の希少性と防蟻性、また、人体への有害性を限りなく抑えた集成材の強度。それぞれの特色を使い分けた安心の構造が、家族の安心を支えます。

伐採から製材過程における、人的、及び機械的なチェック管理体制によって、1本1本が信頼できる構造材を生み出しています。全ての材にロットナンバーが印字され、産地と製造過程まですべてを遡る事を可能にした厳重管理が徹底されています。

院庄林業からのメッセージ

ご家族が幸せに、長く安心して暮らせる為には「家」そのものの品質が高くなければなりません。私たち院庄林業の「檜」を、何故住協グループに提供しているのかと言えば、実直に家づくりを行う職人の丁寧な作業と、家づくりに対する「想い」に共感したからです。その「檜」は、約1400年前からの建築材として知られ、奈良県、法隆寺の現在の姿からも窺い知ることができるように、耐久性はもちろん、高断熱性、防虫、調湿作用等、様々な特徴があります。さらに「檜」には伐採後も長い年月をかけ強度が増すという性質もあるのです。伐採後約200年ほどは強度が増し、その後約1000年をかけ徐々に伐採時の強度に戻ります。時間が経過するほどに高い強度を得られる「檜」は、建材として耐久性に優れる事は間違いがありません。「檜」は構造部分の見えないところでその力を発揮し続けているのです。私たちの製材と、住協グループの真摯な家づくりは、家族の安心に繋がると確信します。

大工職からのメッセージ

私たち大工職から見ても、住協グループの家づくりは素晴らしいと感じます。例えば、建築後に見えなくなってしまう床材は、一般的に採用される事の多い24mm厚ではなく、28mm厚を採用しています。構造的な安全性と経済性を天秤にかければ24mmでも十分と言えますが、住協グループは、この4mmの差を重要視し、より高い安全性を追求しているのです。この様な理由から、あらゆる構造材においてより上質な材を利用しており、心の底から安心できる住まいを建築したいという設計意図が図面からも見て取れます。だからこそ、住協グループの家は、大工さんが安心して買うのだと思います。他にも、床材にはフローリングを貼る直前までビニールシートを敷き、材を汚さない、傷めないといった一手間も惜しみません。お客様の大切な家を最初から最後まで責任を持って建築することが我々大工職の誇りでもありますし、完成した時の達成感は非常に大きいものがあります。また、大工職として心掛けている事は、自分の家だと思って建築を行う事、建築図面にマーカーで色分けを行い、間違いなく、効率的な家づくりを行う事です。必要になる木材は我々大工職が発注しますが、建売住宅や自由度の低い規格住宅とは異なり、1棟1棟異なる設計、建築となる為、どうしても端材が出てしまう事もあります。こういった材も、SDGsの一環として、住協の各支店でDIY用の端材としてお客様にお配りする様になりました。他にも、住協グループは施工検討会や日常の施工管理・検査から知り得た細かな情報までをもグループウェアで共有し、我々大工や職人へ随時フィードバックされます。これにより、技術力が向上する事は勿論、より完璧な家づくりの為に、我々は弛まぬ努力を続けています。

ビニールシートで床材を保護。
複雑な図面もマーカーの色分けによって一目瞭然。
こういった地道な作業が、作業効率を高め、ミスを無くします。

現場監督からのメッセージ

約80組の大工職の方々と連携して建築を行う住協グループ。大工職、監督職が良い意味での緊張感を持続し建築を行う為に、基本的には現場監督と大工職は異なるペアを組みます。こういったローテーション制を採用する事によって、大工職、監督職の技術力やナレッジが蓄積、更新されていきます。また、各工程ごとの検査に合格せねば次の工程に進めない為、常に厳しいクオリティコントロールを徹底した工事が求められます。当然の事でありますが、お客様の大切な新居を建築する訳ですから、現場美化活動や、現場保全活動の徹底も必要になります。例えば、建築現場の横に駐車場があった場合等は、おが屑等が車に飛ばない様に厚手の専用シートに貼り換えます。この様な近隣住民への配慮に対して、我々は企業努力を惜しみません。何故なら、建築中はもちろん、お客様が新居での暮らしをスタートした後のご近所づきあいまでの事を考えるからです。あらゆる配慮を徹底し、1棟1棟丹精を込めた建築行います。

駐車場側は厚手の専用シートを使い、
近隣住民への配慮を行います。