JUST RIGHT!SAYAMA CITY

ちょうど良い暮らしが、
いちばんの幸せ。狭山市の魅力。

住協の住まい情報

  • Interview

    小さな小さなベーカリー
    Ke-yaki Kitchen @ ケー焼陶芸

    陶芸家 ケーネン ジェームスさん(右)
        ケーネン美穂さん(左)

    Interview

  • ケーネン ジェームスさん(右)、ケーネン美穂さん(左)

    ※ジェームスさんにお答えいただいたお話は、美穂さんが日本語で通訳してくださいました。インタビューでは、美穂さんの言葉となっています。 

    ※ジェームスさんにお答えいただいたお話は、美穂さんが日本語で通訳してくださいました。インタビューでは、美穂さんの言葉となっています。 

  • 1.陶芸に適した環境を求めて狭山に─。

    私は日本で生まれ育ち、留学などはしていないのですが、「英語で仕事をする︕」と心に決めて いたので、英語を勉強して海外で仕事をしたりしていました。主人と会話をするときは、日本語 ではなく英語で会話しています。主人も日本語を大体は理解しているのですが、私が英語を話し た方が話題が豊富になるんです。お店を始めるまでは、「サラリーウーマン」でした(笑)。企業 に勤めているときは、あらゆる状況の中で、多くの経験をさせてもらいました。

    OPEN

    オレンジの外観にオレンジの文字で「OPEN」。お店の外からもKe-yaki Kitchen の温かさが伝わります。

    主人はアメリカで、大学・大学院にて美術を専攻していました。卒業してからは、ハワイの大学 で教師として陶芸とシルクスクリーンを教えながら、同時に陶芸家としても活動していました。 ここ「狭山」に越してきたのも、陶芸ができる環境を探していたからです。私も主人も世田谷に 長く住んでいたのですが、東京だと陶芸ができる環境があまりありませんでした。今の家には、 陶芸で使う窯もすべて自らしつらえました。主人は日本に来て36 年になります。日本に来てか らは、陶芸だけでは生計を立てるのが難しかったため、中学から大学まである私立の学校に英語 教師として勤めていました。狭山に越してきて、2007 年に陶芸家一本でやっていこうと決心し ましたが、東日本大震災があり、陶芸品やガラス工芸品などの割れ物の商売が厳しい時期があり ました。陶芸以外も何かできることはないかと考えた時に、食べ物と陶器の組み合わせが良いと 思い、Ke-yaki Kitchen を始めました。

    陶芸の制作風景

    若かりし頃のジェームズさん※写真提供Ke-yaki Kitchen

    Ke-yaki Kitchen は「Ke-」と伸ばします。というのは私たちの苗字が「ケーネン」だからです。 「yaki」の部分は、主人が陶芸家ですので「焼き」という意味が込められています。また、主人 が住んでいた各所に「けやきの木」があることから店名を「Ke-yaki Kitchen」と付けました。最初は、 狭山で週に一回場所をお借りしてカフェを営んでいましたが、2 年後入間市に店舗として Ke-yaki Kitchen をオープンし、2023 年3 月に狭山に戻ってきました。


    ※シルクスクリーン︓孔版画の技法の一種で、例えるなら版画に近いもの

    心を込めて制作された陶芸たち

    店内に飾られているジェームスさんが一つ一つ丁寧に作り上げた陶芸品。 横には、クリスマスシーズン( 取材時) でツリーが装飾されていました。

  • OPEN

    オレンジの外観にオレンジの文字で「OPEN」。お店の外からもKe-yaki Kitchen の温かさが伝わります。

    陶芸の制作風景

    若かりし頃のジェームズさん※写真提供Ke-yaki Kitchen

    心を込めて制作された陶芸たち

    店内に飾られているジェームスさんが一つ一つ丁寧に作り上げた陶芸品。横には、クリスマスシーズン( 取材時) でツリーが装飾されていました。