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『子育ての環(わ)』インタビュー

「ねりこそ」ママさんと子ども

ねりま子育てネットワーク
通称“ねりこそ”のママさんたち

in 光が丘公園

ねりこそロゴ
「子育てに関する情報を共有する」「子育て支援の充実と質の向上を図る」「地域で子どもを育てあう環境をつくる」を主要の目的に活動する、民間のボランティア団体“ねりこそ”。具体的にどんな活動をしているのか、練馬にはどんな魅力があるのか。会員であるママさんたちに、インタビューをしてきました。
4名のママさんたちに、
インタビューさせていただきました
さきさんイメージ画像

さき さん

タカさんイメージ画像

タカ さん

きなこさんイメージ画像

きなこ さん

KAIKOさんイメージ画像

KAIKO さん

※プライバシーを考慮し、仮名とさせていただきます。

Q:『ねりこそ』とはなんでしょうか?

KAIKO さん

「ねりま子育てネットワーク」、通称“ねりこそ”です。任意のボランティア団体で、2005年に「つながろう・ひろげよう・子育ての輪」をテーマに発足しました。

子どもはかわいい。でも、子育ては楽しいことばかりじゃなくて大変なことが生活の中でいっぱいありますよね。「1人で悩まないでね。練馬には子育て仲間や、支えてくれる人がいますよ、集える場所もありますよ」、「子育て中のママ、パパたちと地域でつながって楽しく子育てしましょ!」という思いで、子育てに関心のある人たちや団体が会員となって活動しています。またホームページ『ねりこそ@なび』は、子育て中のママたちが企画・制作した記事がもりだくさんです。

きなこ さん

コロナ禍になってからは、SNSで参加者を募集して、テーマを決めてみんなでおしゃべりをする『Zoomおしゃべり会』を開催しています。前回は「これから子どもが保育園・幼稚園に入園するママさんたちの、不安に思うこと」についてお話しました。座談会のようなものですね。 また、昨年は、メンバー内で企画として、クリスマスやハロウィンのイベントをオンラインで開催しました。例えば、うちの小学生の長女は、出し物をする側として、小さい子たちも楽しめるようなゲームを企画しました。

タカ さん

あのゲームはうちの子もとても楽しんでいました。この先も時勢に合わせて様子を見ながら、イベントは考えていきたいですね。『おしゃべり会』も本当は対面でできれば良いなと思っているのですが、現状ではなかなか…。どこかの施設をお借りし、しっかり窓を開けて、人数も制限するなど、感染対策を万全にして何かできることはないかと考えています。

さき さん

ねりこそは、実際にそこで暮らしながら子育てしている人でないと分からない「生の声」を知ることができる、わかりやすく信頼できるコミュニティだと思います。

Q:生の声を聞くことができる「安心」

さき さん

住んでいる地域・エリアが違えば、保活(※子どもを保育園に入れるため保護者が行う活動)事情も違うので、自分が住んでいる練馬区の保活情報を知りたいという子育て中のママ・パパの声をよく聞きます。

きなこ さん

保活情報に関して「私はこうしたよ」と生の声が聞けることはありがたいですね。例えば『Zoomでおしゃべり会』で保活がテーマだったとき、「申請書には、希望園を第1希望から第13希望まで全部書いたのか、それとも本当に行きたい希望園を数か所書いたのか」という質問がありました。私の場合は、通える場所であれば入園させてほしいという意味で13カ所書いたことをお伝えしましたし、待機することを覚悟の上で、数か所に絞ったという人もいました。

さき さん

私は3~4か所でしたね。やはりどうしても通える範囲でないとキツイ。ただ、希望園数が少ないと、もし入園できなかった場合、待機児童という扱いにならないようです。そうすると、会社の育児休暇の延長も申請できず、待機児童に向けた行政サービスも使えなくなってしまう場合があるので、注意も必要です。

タカ さん

私は小規模保育園、そのあと認可の保育園にうつりました。そうそう、最初に話に挙がったオンラインでのおしゃべり会では、「今練馬に住んでいる」という方だけでなく、「これから練馬区に引っ越す予定」という方も何人かいらっしゃいました。このような方にも様々な情報を共有できるのはうれしいですね。

「ねりこそ」ママさんと子どもたち

つながりをつくること

KAIKO さん

コロナ禍で、中には子育てのひろばに行くことをためらっているママがいるかもしれません。『ねりこそ@なび』での出会いが、ママ同士が知り合うきっかけの一つになればと思います。ねりこそへの参加も大歓迎です。

さき さん

そうですね。子育て広場や児童館、公園だったりと、これまでは自然とママ友ができる可能性があったのですが、今はコロナ禍の影響もあって、育児に関する情報をネットで探すこともあると聞きました。さまざまな情報が溢れているネットは大変便利ですが、反面、情報が多すぎて分からなくなってしまったり、欲しい情報に中々たどり着けなかったりすることもありますよね。

タカ さん

SNSなんかも同じですね。別の県や地域の話であったり、少し前の時代の話であったりすると、もちろん参考になることもあるけれど、今欲しい情報ではなかったりする。

『ねりこそ@なび』について

きなこ さん

『ねりこそ@なび』では、区立、民設の子育てひろばのレポートや、公園情報、出産体験談、幼稚園データ、保活・園体験談、子連れでのおでかけ体験談など、様々な情報を発信しています。実際に、区内で子育てをしているメンバーが作っているので、自分たちが欲しい情報を発信するよう心がけています。

『ねりこそ@なび』スクリーンショット

カテゴリーごとにさまざまな記事が更新されています

https://nerima-kosodate.net/

さき さん

『ねりこそ@なび』の人気記事のひとつに、水遊び場のページが挙げられます。練馬区には水遊び場がたくさんあるのをご存知ですか?光が丘図書館の前にも水遊び場があり、子どもがよく遊んでいます。毎年夏になると、区内や隣接区の水遊び場のまとめ情報も発信しています。

タカ さん

水遊び場の情報を載せるときも、「こういうところがあります」で完結してしまうのではなく、「ここで着替えるといい」、「日陰があるか」「サンダル情報」「蚊が多い」など、親ならではの視点を大事にするようにしています。

ねりこそWEBページ1

https://nerima-kosodate.net/play/2021/07/23/mizuasobi/

きなこ さん

他にも、保育園関連の記事も人気で、「実録!保育園1年目はどのくらい休んだか」という記事は特に、毎年アクセスが多いようです。保育園に入ると、いろいろな風邪をもらってくる機会も増えるので、実際にどれくらい休まなくてはいけなかったかとか、慣らし保育にどのくらいかかったとか、体験談を記事にしたもので、練馬区だけでなく、他の県の方にも読んでもらっているみたいです。

KAIKO さん

また、昨年から本の専門家である団体会員さんのご紹介で、練馬区の図書館で借りられる「推しの一冊」という連載も始まりました。乳児向け、幼児から小学校低学年向け、小学校中学年から大人向け、とそれぞれ1冊ずつ紹介してくれています。好評ですよ。

ねりこそWEBページ2

https://nerima-kosodate.net/column/2022/06/01/push-book2206/

さき さん

『ねりこそ@なび』の運営にたずさわるママさんたちの中には、パソコンのスキルが非常に高い方もいて驚きました。皆さんそれぞれ得意分野が違うので、色々なアイデアが生まれて面白いです。

タカ さん

私は、記事としてどこかに載るような文章を書いたこともなければ、ホームページをいじるなんてこともわからないまま参加したのですが、皆さんに色々と教えて頂き、『ねりこそ@なび』に記事などをアップできるようになりました。そういった経験も、今後何かに活かせるかもしれません。

さき さん

最近は、「育休中に子どもと一緒に活動できる場を探していました」と、『ねりこそ@なび』の活動に参加してくれる方も多いです。活動の進捗報告や連絡などは、すべてクラウド上で行っているし、みんな子育て中なので、おたがいさまといった感じでワイワイ楽しくやっています。コロナ禍になってからは、ミーティングもオンラインで行っているので、仕事に復帰してからも続けてくれる方がたくさんいますよ。

公的機関との連繋

きなこ さん

年に1回、ねりこそ主催の『ねりこそメッセ』というお祭りを会員さんたちと一緒に開催していました(※現在はコロナ禍のため、開催していません)。区立の小学校の体育館と教室をお借りし、出展者、来場者合わせて1500人規模の大きなイベントです。ねりこその会員さんにとっては、お店やブースを出したり、ステージで発表したり、講座を開いたりと、自分たちの活動を紹介する場であり、子育て世帯にとっては、子どもに関わる様々な情報や体験を得られる場です。また、わたしたちも、「リユース_カフェ」という、おさがり交換会を企画し、長蛇の列になるほど人気でした。使わなくなったおさがりを持ってきてくれれば、ほかの方が持ってきてくれたおさがり(洋服や靴、玩具など、所定の規則あり)をお持ち帰りできるというシステムです。

KAIKO さん

また、練馬区子ども家庭支援センターには大変お世話になっています。依頼すると同センターで行っている事業「子育てのひろば(ぴよぴよ・民設子育てのひろば)」に連絡してくださり、各所で『ねりこそ@なび』が開催するおしゃべり会などのイベントポスター提示のご協力をいただいています。

練馬区の魅力について

きなこ さん

私はかれこれ10年ほど前から練馬に住んでいるのですが、当時長女がまだ赤ちゃんの頃にねりこそに参加しました。その後、夫の転勤で練馬を離れていたのですが、戻ってくるときは夫婦一致で「やっぱり練馬がいいよね」と即決。とても暮らしやすいので、この先もずっと練馬区にいるだろうなと思いますね。

さき さん

一回就職などで離れて、それから結婚して子育てをするのに「やっぱり練馬がいい」と戻ってくる方が凄く多い印象です。実家があるからといった話ではなく、「東京で一番子育てがしやすい」という理由をよく耳にします。要因としてはやっぱり公園や緑地などの自然が多く残されているというのが大きいですよね。緑が多く、畑も多い。それでいて池袋や吉祥寺へのアクセスもしやすく、都心に出るのも楽なんです。池袋までは電車で15分ぐらいだし、吉祥寺へは、区の西側の地域だと自転車で行くという人も多いですよ。

きなこ さん

マンションや戸建分譲が次々と出てきて、子育て世代が多く入ってきている印象を受けます。街を歩けば一目瞭然ですが、子連れの家族が本当に多い。

タカ さん

自然に関して言えば、「練馬区は23区の田舎」なんて言われることもありますけど、本当に良い意味でその言葉をとらえることができます。

銀杏の木
練馬区の自然

四季折々の美しい自然が多く残された練馬区

緑あふれる公園
川沿いの桜並木

さき さん

私は本物の田舎育ちなので(笑)、それに比べると全然違いますよ。身近なところでちゃんと整備されている自然が堪能できるというのは都会ならではですね。穏やかに見えて防犯意識の高い街です。特に子どもに関しては皆さん敏感で、事故や誘拐を防ごうと目を光らせている大人がたくさんいらっしゃいます。

タカ さん

子どもも大人も、お年寄りも、住みやすいのかなと感じています。

遊ぶお子様たち1
遊ぶお子様たち2

光が丘公園の広い原っぱでのびのびと遊ぶお子様たち

遊ぶお子様たち3
遊ぶお子様たち4

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