時の想いが受け継がれてゆく街川越に暮らす―。

『真実<特別編集版>』ティーチインの時の様子。お客様の質問に真摯に応える是枝監督(左)。

是枝監督の「万引き家族」パルムドール受賞を川越スカラ座スタッフでお祝いした時の様子。

「レ・ミゼラブル」マサラ上映の様子。

イベントや企画、その反響。
一番印象に残っているのは…

飯島さん 今はコロナの影響で全てリモート形式になりましたが、以前は映画監督や俳優、評論家の方々にお越しいただき、トークショーや舞台挨拶を開催していました。「誰も知らない(2004年)」や「万引き家族(2018年)」で世界的に有名になった是枝監督も何度か来てくださいましたね。舞台挨拶当日はたくさんのお客様が質問されるのですが、是枝監督は全ての質問に答えるまでずっといてくれるんです。閉会後はスタッフとの食事にまで付き合ってくれますし、とてもお人柄の良い方ですね。
また当館では他にも゙活弁&伴奏付きの無声映画上映゙や、゙自然派ワイン祭り゙など様々なイベントを企画してきましたが、私が一番印象に残っているのは「レ・ミゼラブル(2012年)」のイベントです。本作の上映が決定した時、私が個人的に好きな作品というのもあって、「ミュージカル割」という歌いながらチケットを注文すると割引になるサービスを企画したんですね。流石に恥ずかしくてできないかなと思っていたのですが、いざ始まってみると170人ものお客様が歌ってくださったんです。何も知らずにお越しになった年配の方も「あら歌えばいいのね」と、その場で迷いもなく歌ってくれて。その時に「ああ、みんな歌いたいんだな」という事に気付いて上映中に歌えるイベントを開催したんです。そこでさらに大きな反響をいただいたので、マサラ上映というイベントを開催するようになりました。これはインド発祥の上映スタイルで、紙吹雪やクラッカーを使用して劇場を盛り上げるイベントなのですが、悲劇の物語の中で賑やかなイベントを企画したら怒られるかなと思っていたんですけど、想像以上に皆様ノリノリでやってくれました(笑)。


『真実<特別編集版>』ティーチインの時の様子。お客様の質問に真摯に応える是枝監督(左)。

是枝監督の「万引き家族」パルムドール受賞を川越スカラ座スタッフでお祝いした時の様子。

舟橋さん マサラ上映ではフランス国旗を振っている方もいましたね、いつしか事前に紙吹雪が何kgもの箱で届くようになって、膝が埋もれそうになるほど紙吹雪でいっぱいになったこともありました(笑)。色分けもしっかりされていて、上手く投げると綺麗に青、白、赤のトリコロールカラーになるんです。お客様の熱意にとても感動しました。

「レ・ミゼラブル」マサラ上映の様子。

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