時の想いが受け継がれてゆく街川越に暮らす―。

旧きを温ねる小江戸の街並み。

賑わいを見せるクレアモール商店街。

何世代にもわたって川越で暮らしてきた
舟橋さんが語る「川越の魅力」

舟橋さん 川越市は埼玉県で最初に市政が始まった歴史のある街なんですね。一番の魅力といえばやはり小江戸の情緒ある街並みですが、昔は古臭いという理由で隠している時期もあったんです。1955年頃から、徐々に市民が主導のまちづくり活動が行われるようになり、現在に至るまで多くのNPO法人や市民団体が活動を行っています。それぞれの団体、市民のみなさんが川越のまちづくりについて研究され、今の川越に繋がっています。年間約730万人の観光客が訪れる現在(コロナ前)を考えると、川越の街を愛する地元の方々の努力の賜物だと思います。
伝統や風習を重んじつつも新しいものや発想を積極的に取り入れていくという柔軟な姿勢も川越のまちづくりの魅力のひとつだと思います。クレアモール商店街のようにチェーン店が揃い若い人で賑わう場所から、老舗店が並ぶ小江戸の歴史情緒残る街並みまで。私の姉もここ小江戸で「美々庵」というレンタル着物店を営んでいますが、年配の方から若年層まで幅広い世代から人気があります。良い意味で新旧が入り混じる街ですね。






もちろん、横の繋がりも強いですよ。地元老舗店や和菓子屋の若旦那とともに「學のまちkawagoe実行委員会」という団体を主宰しているのですが、一昨年~昨年には、゙文学から読み解く川越゙というイベントを開催しました。川越を舞台とした小説作家ほしのさなえさんに川越スカラ座で講演をしていただいたり、活版印刷の体験ができるワークショップを開いたりと、大勢の方がイベントに参加され大好評だったのを覚えています。また、最近は川越に移り住み、飲食店等を経営する30代~40代の方が増えました。世代を超え、異業種が交わるイベントが催され、毎日盛り上がっていましたね。(コロナ前)。
ちょっとした空間を見つけては何かをやろうという気持ち。それが川越市全体の活気、賑やかな街の雰囲気にも繋がっているのかなと思います。
また、川越は利便性の高い立地であることも魅力で、東上線を利用すれば約30分で都心に着き、通勤通学にも便利な街です。大宮駅にも近い為帰省や旅行がしやすい立地ですし、在宅ワーク中の息抜きや、お子様の遊び場として水城公園や運動公園もあり、のんびりとした暮らしができるのも魅力です。これから新しい土地での暮らしを考えている方に、是非お勧めしたい街です。

旧きを温ねる小江戸の街並み。

賑わいを見せるクレアモール商店街。

支配人 舟橋一浩さん

川越出身、川越育ち。子供の頃からアニメや特撮、映画を好んで観ていた。映画館の支配人以外にも、NPO法人プレイグラウンド代表理事長、埼玉県映画協会副理事長を務め、川越のまちづくりにも幅広く貢献し、地域を盛り上げている。
番組編成・イベント・SNS担当 飯島千鶴さん

子供の頃から川越で過ごし、もともとはお客さんとしてスカラ座に通っていた。今では上映作品の選定からイベント企画や広報活動などスカラ座運営の中心となって支えている。スカラ座との出会いは「南極物語(1983年)」。

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