時の想いが受け継がれてゆく街川越に暮らす―。

Interview and movie

Azumano
Sumitada

音楽に集中し、
創作を続けるために、
この自宅スタジオから
私のポップスを突き詰めていく。

音楽家/支那ソバ 玉龍 店主 東野純直さん

デビュー間もない頃の東野さん。提供:Chest music works

音楽活動とラーメン店の両立。
二足のわらじ。

私がデビューした90年代の音楽シーンは、ヒット曲を生み出すことが求められていた時代であり、特にCDの売上が重要でした。今でこそ多様性の時代となり、音楽の発信方法や、ミュージシャンの在り方も様々ですが、90年代の「音楽ビジネス」の世界では、ヒット曲が生まれないミュージシャンは次々と辞めていきました。売れないという理由で、好きなものを辞めることが私にはわからず、逆に音楽を続けるためにお金を稼げばいいと思っていました。そこで大好きな「ラーメン」を仕事にしようと、36歳の時、ある支那ソバ店の門を叩きました。


その支那ソバ屋は、当時所属していた音楽事務所の近くにあり、和食を超えていると思えるような透き通るスープや、驚くほど繊細な味が特徴のお店でした。「どうしてもここでラーメンを学びたい」という気持ちで弟子入りし、8年間の修行、下積みを経て、2016年東京都昭島市に「支那ソバ 玉龍」をオープンすることができました。


「支那ソバ 玉龍」で地域の皆様に愛されるラーメンを作りたい。そして音楽は純粋な気持ちで、等身大の、真っ直ぐな想いとメロディをファンの皆様に届けたい。これらの気持ちが私の原動力であるといえます。いわゆる「二足のわらじ」スタイルで活動しており、もちろん両立は大変なことですが、音楽もラーメンも、どちらも大好きだからこそ全力で取り組めています。


デビュー間もない頃の東野さん。提供:Chest music works

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