時の想いが受け継がれてゆく街川越に暮らす―。

自宅防音スタジオ。奥はヴォーカル録音ブース。写真右下に見えるホールからケーブルを引き込めるように設計しています。

ヴォーカル録音ブース。歌に集中しやすいと東野さん。

気兼ねなく、いつでも音楽制作ができるように。

新居には、歌入れや、楽器の録音ができる防音スタジオを作りました。録音作業では歌入れに一番時間がかかるんです。例えば、朝10時にスタジオに入って、明け方の4時まで歌うなんてこともあります(笑)。それくらいこだわって録音しなければ、納得のいく曲に仕上げることはできません。でも逆に歌入れにそれだけ時間がかかるということは、スタジオ代も膨大になり、私のように二足のわらじを履く者にとってもナンセンスの極みなのです。自宅にスタジオができたことで時間が有効活用できるようになり嬉しい限りです。


自宅防音スタジオ。奥はヴォーカル録音ブース。写真右下に見えるホールからケーブルを引き込めるように設計しています。

ヴォーカル録音ブース。歌に集中しやすいと東野さん。

面白いエピソードがあります。歩いていてふとメロディが浮かんだとします。作曲ではアイデアや断片が大切になってくるので、本当はすぐに録音したいんです。まだ携帯電話が普及していなかったころは公衆電話から家に電話をかけ、留守電に歌を歌って録音するのです。歌い終わるころ、後ろを振り返ると人が行列になっていて、「まさに通報される寸前!」みたいなことがよくありました(笑)。90年代のアーティストは結構これらを経験していますよ(笑)。


今は気軽にDTMが楽しめる時代です。作曲に興味がある方へのアドバイスになるかわかりませんが、個人的には作曲をしようと思わないことが大事ですね。歌詞であれば断片をノートに書きこんでネタを溜めておく。ふと浮かんだメロディをボイスメモに残す。これを行い、あとからコードを乗せて曲に仕上げていきます。鼻歌で作曲するんです。


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