時の想いが受け継がれてゆく街川越に暮らす―。

レシピも豆によって当然異なります。目の前でドリップを見学できるのも珈琲好きにとっては楽しい!

麻袋のデザインも様々!一袋に60~70kgの生豆が入っています。

コクと苦味のあるマンデリン(左:深煎)、フルーティーで後味が黒糖のようなペルー(右:中浅煎)。まったく違う味わいに衝撃を受けるかもしれません。

「COFFEE POST」のスペシャルティコーヒー、
焙煎について

川島さん スペシャルティコーヒーの定義を要約すると、「みんなで作る美味しい珈琲」です。農家さん、輸入業者の方、焙煎士やバリスタ全員が一貫したつながりを持って作る珈琲のことです。
「COFFEE POST」では、半年前までは私の父が焙煎した豆を取り寄せていました。しかしながら、コロナの自粛期間中に余裕が生まれ、これを機に自家焙煎を始めることにしたのです。福島へ帰り、以前父が使っていた焙煎機を拝借してきました。最初は「自分の味」を作るのに苦労し、試行錯誤を繰り返していたのですが、半年が経過し、ようやく目指す味に近付いてきました。深煎りの味は父に影響されている気がします。


関原さん 例えば、適当な気持ちで焙煎した豆を、いくら凄いバリスタが美味しく淹れようとしても恐らく無理なんですよね。逆に言えば、本当に良い焙煎ができていれば、素人でも美味しく淹れることができるかもしれない。それくらい焙煎は大事だと思います。


レシピも豆によって当然異なります。目の前でドリップを見学できるのも珈琲好きにとっては楽しい!

川島さん 生豆のクオリティも重要です。焙煎によって生豆の良さを引き出すことが大切ですね。ですから定期的にインポーターから豆のサンプルを送ってもらい、実際に焙煎をして豆のポテンシャルを確かめます。「今年はこの農場が良いね。」とか「今年はこの豆はパッとしないね、ブレンドには使えるかな?」等、情報を共有し、本当に良いと思える豆を仕入れています。


麻袋のデザインも様々!一袋に60~70kgの生豆が入っています。

関原さん 農産物なので、天候に左右されますし、豊作の時もあれば不作の時もある。そういった中でも安定して良い味を出し続けている農園もあります。大規模なものから小規模な農園まであり、現場の労働環境も異なる。そういった様々なことも豆のクオリティに影響すると思います。


川島さん 焙煎も焼き加減で味が変わります。お肉であれば、レアなのかウェルダンなのか、といったような感覚ですね。珈琲初心者の方や、珈琲が苦手な方には苦すぎず、酸味も強すぎない、中煎りが良いかもしれません。「COFFEE POST」であれば、ブラジルやブレンド豆などバランスの良いものをオススメしています。


関原さん 中煎りから飲んでいただければ、それを基準にオススメしやすいです。パンチの効いたビターテイストが良ければ、深煎りのグァテマラやマンデリンを。フルーティ―で軽めなテイストがお好みなら浅煎りのエチオピアやペルーを、といった具合にオススメします。


コクと苦味のあるマンデリン(左:深煎)、フルーティーで後味が黒糖のようなペルー(右:中浅煎)。まったく違う味わいに衝撃を受けるかもしれません。

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