時の想いが受け継がれてゆく街川越に暮らす―。

境内の掃除をする出店者の皆さん。
写真提供:ラストサンデーマーケット

川越に古くからいる人、新しく来た人、関係なく川越を皆で盛り上げていきたいと話す山田さん。

川越八幡宮の参道に並ぶ紫陽花。川越八幡宮を訪れる方に楽しんでもらいたいと山田さんが自ら花手水を手掛けています。

朝の掃除がいつしか清々しい時間に

山田さん ラストサンデーマーケットは朝9時から始まりますが、私たちや出店者は8時に集まり境内の掃除をさせていただいています。ご奉仕として朝掃除をすることが、私たちの川越八幡宮へのお返しです。神社で公に掃除をする機会はなかなかないので、そういった面でも川越八幡宮でラストサンデーマーケットを開催することが出来て良かったと感じています。

境内の掃除をする出店者の皆さん。
写真提供:ラストサンデーマーケット

榊原さん最初にラストサンデーマーケットのお話をいただいたときに、「場所代の賃料はどうしますか」というお話になりました。しかし、元々賃料をいただくことを考えていなかったため、 「ご奉仕として朝境内のお掃除をしていただくのはどうですか」とご提案しました。神様のおかげで川越八幡宮の参道でラストサンデーマーケットを開くことができているからです。


川越に古くからいる人、新しく来た人、関係なく川越を皆で盛り上げていきたいと話す山田さん。

塔筋さん 最初はご奉仕という形で始まった境内の朝掃除ですが、今では、「掃除することで気持ちが清らかになる」ということで出店してくださる店舗もあります。

川越八幡宮の参道に並ぶ紫陽花。川越八幡宮を訪れる方に楽しんでもらいたいと山田さんが自ら花手水を手掛けています。

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