時の想いが受け継がれてゆく街川越に暮らす―。

最新シングル「明日のカタチ」MV

LIVE TOUR 2020「明日のカタチ」東京公演の様子。
提供:Chest music works

コロナ禍でのライブ活動。

昨年はツアーを行いました。しかしながら、2021年1月現在、コロナ禍でのライブ活動は本当に大変です。まず、ライブハウスやホールの入場者は50%規制となっています。でも、実際にはそこまでのお客様は入りづらい状況です。ライブに足を運びたいと思っても、コロナ禍では行動しづらい方もいる。特に自宅に高齢者の方が住まわれていたりすれば、私たちがいくら感染対策に力を入れてるといっても「感染しない確証」はありませんし、それを思えば、大きな声で「ライブに来てほしい」とはなかなか言いづらい、プロモーションしづらい状況もありました。


最新シングル「明日のカタチ」MV

でも私はライブをやりたい。ファンの方もライブが観たい。――では配信はどうだろう?とも考えましたが、やはり人は物理的な音圧であったり、雰囲気の中でないと満足はできないのです。どんな配信も実際のコンサートに勝るものはありません。今回のツアーは資金面で本当に大変でしたが、開催した意味はあったと確信しています。それはお客様の顔を見れば自然とわかりました。最初から最後まで泣きっぱなしな方がほとんどで、心の温もりや繋がりを求めていたのだと実感できました。当然、私たち演奏者も、披露したいし、聴いてほしいし、観てほしい。私たちは、演奏したり、歌ったりすることで毎日を生きています。そういった機会を奪われてしまった私たちは、お客様と同じように、ようやく「枯れた土壌に、心に、水をやれた」のだと思います。


ツアー終了後、ライブに足を運んでくれたある医療従事者のファンの方からお手紙をいただきました。文面には「自分が真ん中に(主役に)いるような気がした」と書かれており、今回のツアーは大成功だったのだと嬉しい気持ちになりました。


コロナ禍でのライブの在り方は変わってしまったけれど、ライブは空気を介してエネルギーを交換、シェアする場所であることには変わりません。声も出せず、拍手しかできない今の状況から早く脱することを祈っています。


LIVE TOUR 2020「明日のカタチ」東京公演の様子。提供:Chest music works

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