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試飲のときは真剣な表情でオーラが漂っていますが…

接客の際は持ち前の温かい雰囲気で、初心者にも分かりやすく説明してくれる"優しいソムリエ"に!!

お店を共同で経営する弟の北田幸宏さんは、日本酒のソムリエ!ワインだけでなく、日本酒やおつまみのラインナップも豊富なお店です。

5.ワインショップでソムリエ?

ソムリエというと「レストランでワインを紹介する、あるいは注いでいる人」というイメージがありますし、「ワインショップでソムリエ?」と疑問に思う方もいるかもしれません。私が資格を取得した当時は「ワインアドバイザー」という名称だったのですが、数年前に「ソムリエ」と「ワインアドバイザー」が統合され、「ソムリエ」になったのです。
お客様に美味しいワインをお選びするという部分では、同じ職業ですね。(笑)


2,000~3,000円クラスに匹敵する1,000円台のワインを選んでくれました。1,000円台でこの味?と驚く美味しさです。デイリーワインとしても!

2,000円程の金額で5,000円クラスに匹敵するワインたち。白、赤、シャンパン、さまざまな種類から選べます。

また、通っていたワインスクールでは、粘土質の土壌でできたワインはどう違うのかな?など、酵母や微生物、土壌について醸造学の権威といわれる先生の授業を受けていました。高度で難しく、すぐねむくなっていましたけれど(笑)。同時にテイスティング能力を磨く必要に迫られ、テイスティングスクールにも通いました。目隠しをしてワインを飲んで当てる、ということをしていましたね。この2つのスクールに通うことで、私自身が成長し、試飲会場でも掘り出し物を見つけられるようになりました。

テイスティング能力に関しては、子どもの頃から「自然に触れてきた」ということも大事だったように思います。例えば「北田屋」は、お茶畑が近くにあり、以前は製茶工場もあったのです。芽が出てから、蒸されて、最後、茶葉になる。各工程の香りの違いを子どもながらに感じていました。また、雑木林も近いのでカブトムシやクワガタを採りにいくと、樹液の匂いを探したり。屋外で養った嗅覚により、ワインを表現する時に「~~の匂いがする」と感じることもあります。場合によってはワインの香りだけで、肥料が分かる場合もあるんですよ。生産者の方に「これ鶏糞?」と訊くと「なんでわかった?」と(笑)。幼少期の育ち方、酒販専門学院での学び、2校のワインスクールで培った経験。自分の「舌」で確かめた輸入ワインを、「北田屋さんのワインは美味しいね」と言っていただけると本当に嬉しいですね。


お店を共同で経営する弟の北田幸宏さんは、日本酒のソムリエ!ワインだけでなく、日本酒やおつまみのラインナップも豊富なお店です。

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