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現地直輸入にこだわりをもつ直紀さんは、生産者の方々とも深い交流があります。

なんと、生産者の方が北田屋に来てくれることもあるそうです!※ご提供いただいた写真はコロナ禍前のものです

6.コロナ禍や、気候変動においての生産者のエピソード

2021年現在、コロナ禍でワイナリー生産者も苦労されています。例えばボージョレ・ヌーヴォーの収穫は、出稼ぎ労働者がいろいろな国から来るのですが、今年はそれができませんでした。ですから生産者や近所の方だけで収穫するしかなかった。でも無事に収穫、製造が終わって各国のお客様にワインを届けられ、生産者の方たちも良かったと感動していましたね。


また、値段の高いワインは高級料理店、夜の商売での需要がメインになるので、コロナ禍においては需要が鈍っていると聞きますが、家庭用のワインは「家飲み需要」があるので、そんなには落ち込まないということが分かりました。ワインは家で気軽に楽しめる「娯楽」なので、どこの国でもこれから復活してくると思います。


現地直輸入にこだわりをもつ直紀さんは、生産者の方々とも深い交流があります。

また、地球温暖化、気候変動の影響で、フランス、イタリアの一部の地域では生産量が減り続けています。収穫に至るまでの過程で、春、ブドウの芽が出る頃に、霜が降りるとそこから成長が止まってしまいます。これが最悪の状態です。次いで、実が大きくなって、春から初夏にかけてヒョウが降ることがあるのですが、これがブドウの実を傷つけ、腐らせてしまう恐れがあります。二段階のリスクがあり、生産者を悩ませ続けているのです。
つまり、この悪天候によりブドウ畑の一部に被害が生じて生産量が減少している状況が続いているのですね。しかし、被害をまぬがれたブドウは味が凝縮するので最高の状態に仕上がります。実はここ数年はずっと「当たり年」なんです。生産量が減ったことで値段は上がってしまいますが、自信を持って出荷できる最高のワインが出来上がっているのです。


なんと、生産者の方が北田屋に来てくれることもあるそうです!※ご提供いただいた写真はコロナ禍前のものです

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